納豆を離乳食に取り入れるメリットや注意点、ポイントを徹底解説!

「納豆を離乳食に取り入れたいけど、どんなメリットや注意点があるの?」
そんな疑問を抱えるママやパパも多いのではないでしょうか。
納豆は赤ちゃんの成長をサポートする栄養素を豊富に含んでいる食品です。
一方で、「初めて与える食材だから心配……。」と感じる方もいるかもしれません。
本記事では、納豆を離乳食に取り入れるメリットや注意点、ポイントを詳しく解説します。
ぜひ参考にして、赤ちゃんの食生活に納豆を取り入れ、成長のサポートにお役立てください。
INDEX
納豆を離乳食に取り入れるメリット

納豆は、赤ちゃんの健やかな成長をサポートする栄養満点の食品です。消化にやさしく、手軽に使えるため、忙しいママやパパにも嬉しいメリットがたくさんあります。
ここでは、納豆が離乳食におすすめの理由を詳しく紹介します。
栄養価が高い
納豆には、赤ちゃんの骨の発育に欠かせないカルシウムや、健康な体づくりを支えるたんぱく質が豊富です。さらに、エネルギー源となる炭水化物や、体の働きを円滑にするビタミンB群もバランス良く含まれた、栄養満点の食品です。納豆を離乳食に取り入れることで、赤ちゃんの健やかな成長をしっかりサポートできます。
消化吸収が良い
納豆は発酵食品で、大豆よりも消化吸収に優れているのが特徴です。納豆菌が腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれるため、消化がスムーズになり便秘の改善にも役立ちます。特に、ひきわり納豆は大豆の皮が取り除かれているため、さらに食べやすく消化にも優れています。赤ちゃんの負担になりにくい食品として、安心して取り入れられます。
手軽に使えてアレンジ豊富
納豆は、そのままご飯にかけるだけでなく、おかゆに混ぜたり、さまざまな食材と組み合わせて調理したりと、アレンジの幅が広いのが魅力です。加熱の必要がないため、調理時間も短縮できます。忙しいママやパパにとって、納豆は手軽に栄養満点の離乳食を作れる心強い味方です。
納豆を離乳食に取り入れる際の注意点

納豆の原料である大豆は、国が定めるアレルギー特定原材料等28品目の1つで、アレルギー反応を起こす可能性のある食品とされています。
初めて与える際は少量から始め、その後も様子を注意深く見守りましょう。
万が一、アレルギー反応が出た場合は、すぐに医療機関を受診してください。平日の午前中など、受診しやすい時間帯を選ぶと安心です。
離乳食の開始時期には個人差があり、遅く始めた赤ちゃんに納豆を無理に食べさせる必要はありません。
また、アレルギーや気になる症状がある場合は、専門医に相談しながら慎重に進めるようにしてください。
納豆を使ったおすすめ離乳食メニュー
ここでは、納豆を使った簡単で栄養満点のメニューをご紹介します。ひきわり納豆を使うと刻む手間も省けて便利です。
納豆がゆ
やわらかく炊いたおかゆに、細かく刻んだ納豆を混ぜるだけのシンプルなメニューです。だしやすりおろした野菜を加えると、さらに食べやすくなります。
材料(離乳食約2回~3回分)
米:50g
だし汁:350ml
ひきわり納豆:1/2パック
作り方
1.米を洗い、水気を切る
2.鍋に米とだし汁を入れ30分浸水させる
3.強火で加熱する。沸騰したら火を弱め、蓋をして20~25分ほど加熱する
4.仕上げにひきわり納豆を混ぜたら完成
納豆チャーハン

やわらかく炊いたごはんに、細かく刻んだ納豆と野菜を混ぜ、少量の油で炒めます。卵を加えると、より栄養バランスの良い一品になります。
材料(離乳食約1回分)
ごはん:こども茶碗1杯
ひきわり納豆:大さじ1
ほうれん草:4枚程度
刻みのり:少々※
油:少々※
※刻みのりは離乳食後期(9〜10カ月)以降、油は離乳食中期(7〜8カ月)以降を目安に使用してください。
作り方
1.ひきわり納豆はお湯をかけて粘りを取る
2.ほうれん草は茹でてみじん切りにする
3.フライパンに油をひき、ごはん、納豆、ほうれん草を加えて混ぜ合わせる
4.刻みのりをふりかけて完成
納豆おやき

手づかみ食べにぴったりなおやき。すりおろしたじゃがいもと納豆を混ぜて焼くだけで、食べやすく仕上がります。
材料(離乳食約1回分)
じゃがいも:1/2個
ひきわり納豆:小さじ2
油:少々※
※油は離乳食中期(7〜8カ月)以降を目安に使用してください。
作り方
1.じゃがいもはよく洗い、芽を取ってから電子レンジ(600W)で2分ほど加熱し、やわらかくする
2.皮をむいてつぶしたじゃがいもに、ひきわり納豆を加えてさらにつぶしながら混ぜ、薄い楕円形に整える
3.フライパンを熱したら油をひき、両面に焼き色が付いたら完成
納豆を離乳食に取り入れるときのポイント

赤ちゃんに初めて納豆を与える際は、本当に食べさせていいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで、納豆を離乳食に取り入れる際のポイントを分かりやすく紹介します。
少量からスタートする
初めて納豆を与える際は、アレルギーの心配もあるため、まずは離乳食用のスプーン1さじ程度から試し、様子を見ながら徐々に量を増やしましょう。
初めは加熱調理を
初めて納豆を与える際は、必ず加熱してから使用することをおすすめします。加熱することで、食中毒のリスクやアレルギーを引き起こす可能性のあるたんぱく質が軽減され、さらに粘りが抑えられるため、赤ちゃんがより食べやすくなります。離乳中期までは加熱調理を心がけ、食べ慣れてきたら加熱は不要です。
付属のタレは使わない
市販の納豆に付いているタレには、赤ちゃんにとって負担となる塩分や糖分、添加物が含まれていることが多いため、離乳食には適していません。赤ちゃんに納豆を与える際は、タレを使わずそのまま与えるのがおすすめです。どうしても味付けをしたい場合は、薄味を心がけ、醤油やだし汁を数滴加える程度にとどめましょう。
よくある質問

Q1:納豆を湯通しする方法は?
A1:茶こしやみそこしなど目の細かいザルに納豆を入れ、熱湯をかけて湯切りをします。これにより、納豆特有の粘りを簡単に取り除くことができます。
電子レンジで加熱する場合は、耐熱容器に納豆と少量の水を加え、ラップをして温めます。加熱時間は、電子レンジの機種によって異なるため、様子を見ながら調整してください。
Q2:離乳食の納豆は加熱せずに与えてもいいですか?
A2:離乳中期(7~8カ月頃)までは必ず加熱調理をしましょう。離乳後期以降は、赤ちゃんが慣れてきたら加熱しなくても問題ない場合が多いですが、お子さまの様子を見ながら判断してください。
Q3:離乳食の納豆はどれを買ったらいいですか?
A3:離乳食に使う納豆は、ひきわり納豆や小粒納豆がおすすめです。ひきわり納豆は皮が取り除かれており、消化しやすく赤ちゃんでも食べやすいです。小粒納豆も細かく刻めば離乳食に適しています。
Q4:納豆のネバネバを嫌がります。どうすればいいですか?
A4:離乳中期(7~8カ月頃)であれば、湯通しして粘りを抑える方法がおすすめです。また、湯通しした納豆を細かく刻んで他の食材と混ぜ、おやきにするなど調理方法を工夫することで食べやすくなります。醤油を少量加えて風味を整えるのも良いでしょう。
納豆は幼児食にもおすすめ

離乳食を卒業した後も、納豆は幼児期のお子さまにぴったりの食品です。少しずつ大人と同じ食事を楽しめるようになり、食卓がにぎやかになるこの時期ですが、味付けは薄味を心がけ、食材は柔らかく調理することが大切です。
納豆を選ぶ際は、小粒タイプやひきわり納豆がおすすめです。小さなお子さまでも食べやすく、さまざまな料理に取り入れやすいのが魅力です。
まとめ

納豆は、カルシウムが豊富で骨の発育をサポートし、腸内環境を整えるなど、赤ちゃんの成長に嬉しい効果がたくさんあります。また、調理が簡単なので、離乳食のレパートリーを増やすのにも便利です。
さらに、納豆の風味や独特の食感は、お子さまの五感を刺激し、食事の時間をより楽しいものにしてくれるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、納豆を離乳食に取り入れて、お子さまの健やかな成長を応援しましょう。
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